リボスの自然塗料でフローリング(ナラ無垢材)のワックスがけ

じねん堂の床はナラの無垢材。ワックスがけは必須のメンテナンスです。

じねん堂では、来院者や家族に小さな子供がいるので、できるだけ体に害の無いものを心掛けてきました。(ただの自己満足かもしれませんけれど)

数年前から店の床にはリボス社の自然健康塗料を使っています。
これがとても良いので、米ぬかワックスや蜜ロウワックスを使っていた居室の方にも採用することにしました。
米ぬかワックスはいつまでもジワジワしみ出してきて段ボールなどを汚してしまいますし、蜜ロウワックスは塗装面が汚れを取り込んで黒くなってしまいがちなのです。薄塗りして余分な分は拭き取るようにしてもです。商品特性なのかもしれません。あとは掃除が足りないか……。
蜜ロウワックスはご当地製品ですし、施工もしやすく仕上がりも良くて好きなのですけれど、リボス社の製品にはメンテナンス性や床面の保護といった面で劣る印象です。

というわけで、年末年始の休業を少し長めにいただいて、ワックスがけを行いました。
塗料はいつもの塗料専門店オンラインshop大橋塗料さんで購入。
木に染み込んで樹脂化するアルドボスで下塗りしたあと、撥水性のあるオイルと蜜蝋ワックスがミックスされたビボスで仕上げ塗りする算段です。

アルドボスとビボス

とはいえ、いきなり塗装してはいけません。

普段からこまめにメンテナンスしている施術所の床ではありますが、メンテナンス用のワックスや前回塗布したビボスを剥がすためにサンダーで研磨します。

マキタ&リョービ

#240(サンドペーパーの番手。数字が大きいほど目が細かい)でササッと。

肉眼だともっとわからない

飴色の表面が削れて、白っぽい下地が露出しました。
削る前後で色の差をあまり感じないです。水をこぼしても玉にならないところもありましたし、結構ワックスが剥がれていたのかもしれません。
研磨作業が終わったら、木くずを拭き取ってアルドボスを塗ります。

アルドボスはこんな色。

アルドボス

釘を入れ忘れた黒豆の煮汁のようです。正月休みだけに。
コテバケでゴシゴシ塗り広げたら、20分ほど待って余分を拭き取りました。
前回の“塗り”が効いているのか、あまり浸透した感がありませんでした。

12時間乾燥させて、仕上げのビボス。

ビボス

少し色が薄いです。アルドボスもそうですが、ツンとはしないものの独特のにおいです。何となく樹液のような甘さを感じます。

テッカテカ

塗料の伸びは、とても良いです。
薄く薄く塗り広げたつもりですが、これまたほとんど浸透せずテッカテカです。

同じく20分ほどで余分を拭き取り…

しっとり

24時間乾燥させて完成。
少し黄色っぽい、さらっとしっとりな仕上がりが非常に好みです。

一方、居室の方は番手の低いサンドペーパー(#80~)でゴリゴリ削り、#240で仕上げ。
あとは同じようにアルドボスとビボスを塗っていきました。

劇的!

居室の方はメンテナンスをさぼっていたこともあり、磨いたところと磨いていないところのコントラストが夏休みの子供の日焼け跡かというくらいはっきりしていました。
浸透性のオイルを塗布するのが初めてということもあってか、塗った端から浸みていくように見えました。施術室の床とは対照的です。

助手1号も活躍

とまあこんな感じで、家族のサポートも受けつつ、長い正月休みをフルに使って家じゅうピッカピカにに塗りあげました!
しかしこの拭くという作業、思った以上に体力を使います。
普段から施術所の拭き掃除は定期的に行っていますが、「削って拭いて塗って拭いて」が続くと結構厳しく、上肢や肩甲骨周りがしっかり疲労しました。四つん這いで力を込めるので、体幹部にも良い影響があったかもしれません。
拭き掃除など伝統的な生活様式が産前産後の身体の不調(腰痛など)の予防に効果的であるとの言説を耳にすることがありますが、あながち間違いでないのかもと感じました。

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