不思議– tag –
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怪異談
短い怪異談詰め合わせ②
じねん堂ではパーソナルトレーニングのインターバル中に怪異を語ることが多い。したがって、1~数分で終わる話が重宝する。 匂い系の実体験 2019年の年末。何となく外が気になって玄関扉を開けたら、外から「化粧をしたお婆さん」の匂いがフワっと入って... -
怪異談
きっかけ
生まれたときから見えていたのか、何かのきっかけで見えるようになったのか。 霊をはっきりと目に捉えることができる人は、そのきっかけもはっきりとしているように思える。そんな話をうかがったので紹介したい。 Aさんが中学生だったころの話だ。 ... -
怪異談
短い怪異談詰め合わせ①
じねん堂ではパーソナルトレーニングのインターバル中に怪異談を語ることが多い。したがって、1~数分で終わる話が重宝する。最近は、それらをさらにコンパクトにする試みを行っている。いわゆるtwitter投稿用である。 記憶しているなかでは最初の不思議... -
怪異談
朝田寺で起きたこと
松阪市朝田町(あさだちょう)に、地蔵菩薩を祀る朝田寺(ちょうでんじ)がある。 松阪市やその周辺の町村では、宗派関係なく葬儀の翌日に身内が故人の衣服を一着持ってこの寺に参詣する。故人が無事に極楽への道を進めるよう、地蔵菩薩に祈願するのだ(道... -
怪異談
おみくじ
「先生って、神社でおみくじ引きます?」 ある日の午後、患者のAさんからこう尋ねられた。 実は私、神様系は少し怖くて、おみくじを引いたりお守りを買ったりはしない主義なのだ。 「いやあ、私は引かないですね。おみくじが、どうかしました?」 &... -
怪異談
似ているようでちょとずつ違う「ひとだま」のはなし
おばけ、幽霊といえば、「ひとだま」がつきものである。 墓地の上にフワフワ浮いているイメージだろうか。 今回はそんな「ひとだま」について。ちょっと毛色の違う、しかし共通点のあるお話を紹介できればと思う。 松阪市でのできごと Tさんのお母様の体験... -
怪異談
民話のパワー
今から7年ほど前、美杉森林セラピー基地の「体験ウォーキングメニュー モニター企画」にスタッフとして参加した。私が津市森林セラピー基地運営協議会に加入する契機となったイベントである。土地の純朴さやあたたかな地元民との触れ合いによって癒しを得... -
怪異談
放送事故
じねん堂がまだ整骨院の中で間借りをしていた頃の話。 その日は空手の稽古日だった。21時半までの稽古を終えてアパートに戻り、シャワーを浴びて、テレビのニュース番組を観ようとビール片手にリモコンを操作した。 どうやら日中に交通事故からの車両火災... -
怪異談
痣(あざ)
妻が妊娠中の2006年5月。 妻の祖父が他界したため、その葬儀に参列した。 祖父の居所である三重県南部の漁師町には、妊婦が葬儀に参列すると何らかの “障り” があるという言い伝えがあり、それを防ぐために腹帯へ鏡を入れるのが風習とのことだった。したが... -
怪異談
灰色のパーカーと赤いパーカー
2007年、11月14日のこと。 いつものように床に就いて、いくらか時間が経ったころだろうか。 ふと目が覚めた。 当時住んでいたのは、築30年は超えているであろう古めかしい3Kのアパート。二間続きの4畳半と6畳とを仕切るふすまを取り払い、4畳半をリビン...
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