ボディメイク ― 機能を高め、容(かたち)を整えるトレーニング

ダイエット、肉体改造(筋肥大・筋力アップ)、運動不足解消、減量など、トレーニングを行う目的は様々です。
しかし何よりも忘れてはならないのは、目的達成後に健康な状態が保たれているということ。

  • 体重を減らすことに終始して筋肉量が減ってしまい、運動能力の低下や将来的な関節疾患のリスクを高めてしまう。
  • やみくもなウェイトトレーニングにより、不要な部分が肥大したり関節の位置関係(アライメント)が変化したりして、身体のバランスを損なってしまう。
  • すでにある筋肉や関節の故障もしくは好ましくない状態・動きを、放置したままにしてしまう。

これらは極力避けて通りたいことです。

じねん堂では、機能を高め、容(かたち)を整える事を目的としたパーソナルトレーニング、ボディメイクに注力しています。
このページでは、ボディメイクについて。じねん堂が留意している点をいくつかお示しできればと思います。

目次

身体の機能を高めること

身体の“機能”とは何のことでしょうか。

「機能:function(ファンクション)」といえば、ファンクショナルトレーニングの名を聞くことも多くなった印象です。

ややもすればつり革のような器具や重量のあるバッグを用いたり、バランスを要する複雑な動きの自重トレーニングを行ったりする場面がクローズアップされがちですが、もっと単純な目線で身体の機能を捉えてみましょう。

体力

“体力”と表現される大雑把な括りの、身体的・行動的要素が“機能”であると言えます。

  • 仕事や家事などに過度な疲労を感じない、“普通に”生活するための体力
  • 趣味のスポーツや旅行、座って行う様々な作業など、余暇を楽しめる体力
  • 今よりもさらに、何年か前の自分がそうであったように…。活発に活動できる体力

これらの体力を獲得するために、身体機能を高めることが必要となってきます。

“機能”は、これまた大雑把に2つの要素からなります。

力の発揮方法

様々な活動を行うためには、それらに適した力の発揮方法があります。

筋力筋持久力パワー心肺持久力

弱い部分を補ったり、今後の活動を見越して強化したり。希望と必要性に応じてプログラムを処方することになります。

動き

単純な動き、基本的な動作、複雑な動き。

動きを実行するのは、すばやさバランス感覚柔軟性身体各部を連携させる器用さなどの能力です。

意外なことに、立つ・座る・物を押す・引き寄せるなど、単純でありふれた動きがスムーズに行えなかったり極端に苦手だったりする人は、それほど珍しくありません。
過去にはできていたことができなくなってしまったのか、元から苦手だったのかは定かではありませんが、このような場合、腕立て伏せや自重でのスクワットなどの基本的な種目を注意深く行うだけでも身体の動かし方に変化が現れます。

まさに基礎訓練。

この段階を飛び越えて、大きな負荷をかけたり、身体の特定の部位を刺激する方法を行ったり、身体各部の協調性が求められるような複雑な動作を行うのはあり得ないことです。
スムーズな身体操作を獲得するどころか、怪我や故障の元、あるいはそれらの治癒を長引かせる原因となりかねません。基礎あってこその応用なのです。

じねん堂が「基礎から始めるトレーニング」という文言を掲げているのは、ありふれた動きの再獲得が必要なかたの多さを実感しているからでもあります。

身体の容(かたち)を整えること

前段でお示しした“機能”を多方面から高めれば、自ずと容(かたち)も健康的に変化してくるものです。

関節の角度

私たちの身体は、あらゆる関節が連動するように作られているため、どこかに硬さや弱さ、故障があると、それが全体の動きにも影響を及ぼします。
関節の角度は関節そのものの形態のほか、筋肉や靱帯の緊張度によっても変化します。また、静止している時と動作している時とでは違った“表情”を見せることも少なくないので、充分に観察しながらトレーニングプログラムを作成しています。

これらの作業には、運動療法機能訓練技能のノウハウや、胸郭主導型トレーニングのメソッドが役立ちます。

身体各部のボリューム

ボリュームを変化させる場合、過剰に肥大した筋肉を減らす事態に陥ることは滅多にありません。大抵は、余分な脂肪を落としたり、筋肉量を増やすことになります。
なお、いわゆる「部分痩せ」に関しては、じねん堂は否定的な立場です。特定の部位をトレーニングして、その部分の筋肉が引き締まる(緊張が高まる・形が少し変わる・霜降りが赤身に変わる)ことはあっても、その部分の皮下脂肪が選択的に燃焼するとは考えにくいからです。
避けたいことの中にも、“不要な部分が肥大したり関節の位置関係(アライメント)が変化したりして、身体のバランスを損なってしまう”と記しましたが、見た目のバランスを損なうほど筋肉を肥大させられる知識と技術と精神力があるのなら、じねん堂でパーソナルトレーニングを受ける必要はありません。そこまで出来る人を初心者とは呼びませんから。

個人の好み

結局最後に行きつくところかもしれませんが、“避けたいこと”とは矛盾しないようにしたいです。

「ガリガリに痩せたい。筋肉なんていらない!」

このようなかたの要求に応じるのは、じねん堂の理念に反することです。ご承知おきください。

自分でコントロールできるようになること

目標を達成した後、あるいはその過程であっても、利用者が自身のコンディションをコントロールできるようになることが、パーソナルトレーニングの重要な目標のひとつであると、じねん堂は捉えています。

トレーニングの知識

「スクワットを10回、3セット行いましょう」と、言われたり本で読んだりして……

あなたはどう感じますか?

どのように実行しますか?

自重でしょうか。バーベルを担ぐでしょうか。楽に3セットできる重量でしょうか。毎セットギリギリ10回出来る重さに調整するでしょうか。しゃがんだり立ったりのテンポはどうしましょう。しゃがむ深さは。足の幅は。セット間の休憩の長さは。このトレーニングを毎日行うのでしょうか。

そもそもスクワットを行う目的は何なのでしょう。

どうして10回なのでしょう。

スクワット以外の種目も追加した方が良いでしょうか。

パーソナルトレーニングを受けていただく中で、少しずつご案内します。

食事の重要性

食べたもので身体は作られます。
食事に関して強く制限をかけることはしませんが、運動と同じかそれ以上に、食事は重要なのです。
とはいえ、分かってはいるけれど、なかなか節制できないのが正直なところです。

できるところから少しずつ変えていきましょう。

怪我の予防

トレーニングは、とにかく頑張れば効果が出るというものではありません。過度な疲労は怪我を招きます。

毎回の筋肉痛を求める方も時々いらっしゃいますが、筋肉痛の強さとトレーニングの効果に因果関係は無いのです。

休息もトレーニングのうちです。
また、トレーニングフォームの習得も、怪我を予防する有効な手段です。
基本的で安全なフォームを習得し、基礎筋力の養成ができて初めて、変則的なフォームでのトレーニングが可能となります。
トレーニングの頻度や強度、種目の選択がご自身で可能となるように、じねん堂がサポートします。


以上、じねん堂におけるボディメイクの概念をお示ししました。

パーソナルトレーニングは目標達成への近道です。ぜひご利用ください。

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