アルパカストーブの使用感【レビュー】

津市久居のじねん堂です。

12月から玄関ホールで稼働させたアルパカストーブ。
今回は使用感を報告します。

さて、じねん堂のアルパカストーブ。ライターで点火してしばらく経つと、炎がボーボー音を立てて立ち上がってきます。

ボーボーです

過大炎の状態なので火力を絞っていくわけですが、ぴよーんと1カ所だけ炎が飛び出してしまいます。

アルパカストーブの燃焼筒から飛び出す黄色い炎
ぴょーん♪

黄色く飛び出した炎が青くなるまでさらに絞っていくと……これが大変臭い

いわゆる不完全燃焼です。結局火力を強め、炎が燃焼筒から全体的に3~4センチ飛び出すあたりで臭いがしなくなるようでした。思ったより強火でないと駄目なようです。火力の調整はまず無理と言えそうです。

ぴょーんは放置

燃焼筒部分を見てみると、例の“ぴょーん”のあたりだけが赤化していません。
何か内部に問題がある不良品なのか、アプパカストーブにはよくある現象なのか。

あと、燃焼が不安定な気がします。

灯油はしっかり入っているのに、火力が落ちて臭いがしてきたり、逆にいつのまにかボーボー火が出ていたり。
玄関ホールにおいているので、このあたりは隙間風や人の出入りが関係しているのかもしれません。

次に消火について。

ぼぼぼぼぼぼぼぼ…と、数分かけて消えていきます。
子供のころ実家にあったストーブもこんな感じだったのかなあ。記憶にないけれど。そうだった気もする。
なんだか不安になります。

最後はメンテナンスについて。

1週間ほど使っていると、どうやっても臭いがきつくなってきました。
芯の先に炭化物が付着してくるのが原因らしいです。ボボボボちんたら消えていくからそうなるのかしら。
この炭化物は、灯油が空になるまで燃やしきることで、すっきりきれいになります。

アルパカストーブの芯をメンテナンス
スッキリ!

ビフォー写真を取り忘れました。周りにポチポチ落ちている黒いものが炭化物です。これが芯の先端にびっしり付着してきて悪さをするわけです。
この作業は屋外で行うことを強くお勧めします。なんせとんでもなく臭いますから。
週1で同様のメンテナンスをしなければならないとなると、これはなかなか面倒くさいです。

なんだかマイナスなことばかり書いてしまいましたが、暖房能力に関しては満足しています。
見た目も好みですし、コンパクトでもありますし。

でも、エエとこと悪いとこを天秤にかけると……微妙なところかなあ。

「いや、アルパカはこんなもんやで」と、言われてしまいそうですが。

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