じねん堂では、昨年からCORONAの石油ストーブを玄関に設置しています。
暖房出力6.59kW、木造17畳・コンクリート23畳まで対応するハイパワーのもの。
玄関ホールと待合室と治療室を合わせるとそれくらいの広さになるので、ちょうど良いかなと思ったのですが……
玄関ホールは灼熱になれど施術室がそれほど温まらず。
サーキュレータの向きを工夫してもなかなか思うようにいかず。
結局、施術室はエアコンを稼働させる。
そんな状態でした。
極寒の日であれば待合が快適温度になるものの、そんな日は温暖な津市南部には年に数日なのです。
ですから今年はもう少し出力の小さいものを導入することに。
そこで白羽の矢が立ったのが、アルパカストーブのTS-77Aです。(フジカハイペットは予算と納期の問題で断念)
出力は3.84kW、10畳弱の能力でしょうか。
韓ショップに輸入代行を依頼し、5日ほどで到着しました。
段ボールの穴に若干の不安を感じつつ、開封の儀。
天板が透明の梱包テープで止められていて、それを剥がして残った糊にも若干の不満。
燃焼筒は段ボールでしっかり固定されていました。燃焼筒にはガラスが使われていますから、移動の際には気をつけないといけません。奥に写っているのは専用のケースです。
さっそく分解に取り掛かります。
結構表面がアブラぎっているように思えます。錆対策でしょうか。
購入した製品は耐震自動消火装置付き。“コマ”がむき出しで素敵です。
分解が終わったら、タンク部分をCORONAのストーブよろしくアイボリーに塗装します。
近所のホームセンターでシリコンラッカースプレーを購入。
「ラッカー薄め液」で塗装部全体を拭いてから、塗料を吹き付けていきます。
30分ほど時間を置きながら3度塗り。
1時間乾燥させて裏側も同様に。
夕方から始めたので、夜中までかけて完成となりました。
艶々で素敵です。
天板が黒いのが気になるなあ……。
使用感はまた後日レポートします。