頚のしこり・痛み・不良姿勢

不良姿勢の改善により、諸症状が寛解した事例。

頸椎捻挫後遺症(むちうち)の既往があり、頚部に硬い「しこり」が幾つかできていましたので、頚部の筋肉に対しての鍼灸とモビリゼーションを行いました。
腰背部の筋緊張に左右差が大きく、いわゆる骨盤の歪んだ不良姿勢(※下記ボックス内の文章をご高覧下さい)の状態でしたので、胸部、肩甲帯、腰部、股関節、下腿への処置も行いました。
そして、筋緊張の左右差が少ない状態を保持できるよう、姿勢改善のためのホームプログラムを作成し、積極的に行っていただきました。

2か月に満たない治療期間でしたが、第三者が見て分かるほどに普段の姿勢が改善し、頚部の「しこり」も少なくなったとのことです。

骨盤(骨盤を形成する骨同士の結合)は、出産時や大怪我でもない限り緩んだり歪んだりしません。身体を捻じることによって骨盤全体に左右、前後方向の傾きが生まれ、それを歪みと呼んでいるだけです。身体を捻ってしまう要因は、普段の姿勢の癖や、痛みからの無意識の逃避などです。骨盤のゆがみを病気の根本原因と謳って骨盤矯正を行う施設は、大抵がインチキか知識不足です。お気を付けください。
また、骨盤の傾きや猫背、巻き肩など、一般に不良姿勢と呼ばれる状態が首肩の凝りの直接の原因であるという科学的な根拠もありません。“不良姿勢”と呼ぶことすら、適切でないかもしれないのです。しかし経験上、それらを矯正するような手段を講じると症状の寛解を見ることが多いので、エクササイズや手技療法、鍼灸などを用いて対処しています。

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