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怪異談
あしもと
30代の女性、Kさんが、20代前半の頃に体験した話。 ある夏の晩、疲れきった身体をベッドに横たえ、Kさんはいつものように常夜灯を点けて眠りについた。どれくらい時間が経ったろうか。 グンッ。 足首を何者かに掴まれ、足先の方向へ引っ張られたことに気づ... -
怪異談
きっかけ
生まれたときから見えていたのか、何かのきっかけで見えるようになったのか。 霊をはっきりと目に捉えることができる人は、そのきっかけもはっきりとしているように思える。そんな話をうかがったので紹介したい。 Aさんが中学生だったころの話だ。 ... -
怪異談
短い怪異談詰め合わせ①
じねん堂ではパーソナルトレーニングのインターバル中に怪異談を語ることが多い。したがって、1~数分で終わる話が重宝する。最近は、それらをさらにコンパクトにする試みを行っている。いわゆるtwitter投稿用である。 記憶しているなかでは最初の不思議... -
雑記
目に直接光が入らないように蛍光灯カバーを作ってみた
じねん堂の施術室。以前から改善しなければならないと思いつつ手を付けていなかった問題があります。 それは、照明器具のこと。 目に入る 蛍光灯がむき出しで、どうしても仰向けになった時に強い光が目に入ってしまうのです。患者の皮膚や舌や血管の状態を... -
怪異談
朝田寺で起きたこと
松阪市朝田町(あさだちょう)に、地蔵菩薩を祀る朝田寺(ちょうでんじ)がある。 松阪市やその周辺の町村では、宗派関係なく葬儀の翌日に身内が故人の衣服を一着持ってこの寺に参詣する。故人が無事に極楽への道を進めるよう、地蔵菩薩に祈願するのだ(道... -
怪異談
美人の新人さん
60代後半~70代と思しき男性、Aさんから伺った話。 Aさんが現役の会社員だったころ、所属する部署に女性の新人が配属された。 彼女は美人で人当たりも良く、部署で一番年下ということも手伝ってか、皆に話しかけられ、可愛がられ、すぐに部署のマド... -
怪異談
神山さんの怪異
松阪市と多気町の境目、櫛田川と祓川の分岐点近くにこんもりとした低山がある。神山(こうやま)だ。 山頂への道筋には聖徳太子が建立したと伝えられる古刹があり、一般的には山号を冠して神山一乗寺と呼ばれる。しかし地元の私たちにとっては中学校の遠足... -
怪異談
子供部屋
Kさんが結婚する前、A県の実家にお住まいだったころ。 小学校2年か3年のある時から、2階の自室にある机で勉強していると、お経のような音が聞こえてくるようになった。昼夜は問わないのだが、必ず机で勉強している時である。姉や母親にこのことを伝えても... -
鍼灸師向け
【逆子鍼灸】東京スキンタッチ会の大下会長と逆子の施術について雑談してみた
妊娠中に見られるトラブルの中で、誰もが知る逆子。 文献的には、機械的に逆子のツボ(三陰交と至陰)にお灸をするだけでも60~90%の回転率を得られます。一方、何もしなければ50~70%の回転率。 鍼灸師としては「やらない手はない」はずなのですが、な... -
怪異談
【解釈】マイマイとナイナイ【ネタバレ】
じねん堂の本棚は絵本を中心に、季節ごとのテーマを決めて模様替えしている。夏は毎年「怖い話」をテーマにしていて、岩崎書店の怪談えほんシリーズは外すことができない。 なかでも「マイマイとナイナイ」は異彩を放つ作品だ。 皆川博子が紡ぐ不条理な物...